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A's not-so-secret diary

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タピオカから気づく異文化理解

 

 

 

 

 

 

私達が飲んでる

タピオカミルクティーを見て

 

 

スペイン人の友達が言った。

 

 

 

 

 

『え、、なにそれ、、きっっっっも!』

 

 

 

 

 

 

冗談じゃない顔だった。

本当に気持ち悪いという顔で言った。

 

 

 

 

 

 

傷つかなかった。

 

 

 

苛立もしなかった。

 

 

 

 

笑った。

 

 

 

 

 

 

この人達は

この美味しいものを知らないのだと。

 

しかもこんなに有名なバブルティーの存在を知らないのだと

 

 

それをバブルティーを飲んでる私達の方が

変みたいに言うから

 

 

 

 

 

 

笑った。

 

 

 

 

 

 

おかしな話だ。

 

きっとそのときにタピオカを飲んでいたのが

同じスペイン人だったら

 

あんな顔にはならないはずだ。

 

もしかしたら

「えーひとくちちょうだい。」

になってたかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

私の仲良い友達は

ベトナム人の両親のもとで

ドイツで生まれて育った

 

 

自分の故郷はドイツだと思ってるけど

自分はどちらかというとベトナム人だと思ってる。

 

 

 

 

ある日彼女が、

韓国のお土産で買ってきたグミを

友達とシェアしようとしたらしい。

 

 

そしたら、友達に

「え何それ?」

と怪訝な顔で言われたので、

 

彼女は、

ハリボーと同じだよ」

(ドイツ名産)

と答えた。

 

 

 

友達は食べなかったらしい。

 

 

 

 

材料が一緒だと言っているのに

同じグミだと言っているのに

なぜ韓国のものには手をつけないのか

理解出来なかった

彼女は言っていた。

 

 

 

 

面白い話。

 

 

 

 

私の社会学

教科書にも書いてあった。

(この社会学の教科書はかなりの難ありだから

今度また書きたい)

 

 

 

世界中には、

私達はびっくりするようなものを

食べる国があるのだ

と、

 

だから私達は

そういう人達もいるってことを

ちゃんと理解しなければいけない。

自民族中心主義になってはいけない。

と。

 

 

 

「中国では犬を食べる地域があって

日本の珍味はタラの精子なのだ。」

 

と、書いてあった。

 

 

 

このとき初めて白子の正体を知った私だったけど、

 

そんな風に書かれたらすごい民族に聞こえる。

 

 

 

 

「自民族中心主義になってはいけない」

と書いてるけど、

「私達」=「アメリカ人」の

まったく自民族中心的な文章だと思った。

 

 

 

からしたら

こんなちっちゃっなクッキーが300キロカロリーしてたり

まっピンクのソーダ飲んでる人が歩いてるほうが

よっぽど怖い。笑

 

 

 

 

 

 

アジア人

のレッテルはどんな感じなんだろうか

 

私達は

いったいどんな風に見えてるんだろうか

 

 



でも少なくてもここニューヨークでは

 

とくに

人種のサラダボウルとか

パッチワークの社会だからかも知れないけど

そんな不愉快な気持ちにはなることは少ないけれど。

 

 

 

 

 

 

 

タピオカの話に戻る。

 

 

 

2つ前のブログでも書いたように

 

「きもい」と言ったこの人達は

「おいしい」に限界を作っているんだ。

 

自分達の慣れ親しんだものしか美味しくないんだ。

 

と思った。

 

 

あぁ私は私で良かった。

 

いろんな料理を美味しいと思える(しいたけ以外)

そんな脳を持ってて良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

と、ここまで批評が書けるってことは

実は苛立ってた証拠だね。